こんにちは!
今回は、大分は由布院のCOMICO ART MUSEUMに立ち寄ってみました。
この美術館は新国立競技場を設計した隈研吾氏によって設計されました。
今回は建物の形や作品なではなく、もう少しズームして建物の材料や色味など気になる所をご紹介していきます。
全2棟で構成されており外壁は黒とグレーを基調とし周りの景観や自然に溶け込むようにとデザインされたようです。
外壁を近づいてよく見てみると・・・
建物の外壁全てに表面炭化した杉を使っていました。
これは焼杉と言いわざと表面を炭化させることで腐りにくくんなり耐久性が上がる効果があります。
光の当たり具合で炭化部の模様が浮き出てかっこいいですね。
こちらは2階部分になります。
外観はコチラも黒で統一されていましたが中は木と白基調の落ち着いた雰囲気でした。
木天井と白壁から漏れる天井照明がおちつきますね。
天井には全く照明はついておらず、壁からの照明も天井に隠してあり正面から見える由布岳を遮るものがなくしっかり見える造りでした。
自然の多い大分だからこそなるべく目立たせることなくもしっかりと存在感のある建物で作品は別として色々見て面白いものがたくさんありました。
建築物の形やデザイン・材料と同じものを使うのではなく、色の組み合わせや照明の使い方などを見てそれをご自宅に落とし込むのも参考になっていいかもしれませんね。
気に入った色の組み合わせを写真に撮り家具や壁紙に落とし込んだり、上記のような照明の使い方をリビングなどに設置してあげれば雰囲気も変わっていいですね!!
お出かけの際建築物の細かい所にフォーカスを絞って見てみると今後のリフォームのヒントになることがあるので是非意識して見てみて下さい!!
おまけ
由布院から別府へ行く道中たまたま見つけたロープウェイに飛び乗り生憎の天気で何も見えなかった鶴見山
全長約1800mあり晴れてたら絶景とのことでした・・・笑
しかし曇りでも下る時雲海のように雲がうごめいていてこれもこれで良い景色でした!
近くに行った際は立ち寄ってみて下さい
建物探訪 ~Comico art museum~編 (完)
コメントを残す